【レビュー】 はじめてでもできる GitとGitHubの教科書|独学でバージョン管理をマスターするならコレ

※本ページはプロモーションが含まれています。

コーディング初心者には高い壁のように感じるバージョン管理システム『Git』。
ぶっちゃけ、初心者でなくても難しい。

著者であるたにぐち まことさんの企画で本書をいただく機会があり、私自身Gitは最低限しか使っていないこともあったので勉強し直そうと読んでみると、なんとステップアップ形式でめちゃくちゃわかりやすい

  • Gitの操作を知りたい!
  • コマンドと仲良くなりたい!
  • GitHubの機能を知りたい!

という方におすすめの参考書です。

目次

内容

構成はこんな感じ↓

  • Gitとは
  • Gitの基本操作
  • Gitのブランチを理解しよう
  • GitHubの基本操作
  • チームでGitを活用しよう
  • GitHubのその他の機能を知ろう

本題である操作の説明に入る前に、Git自体がはじめての方に向けてシステムの基本からしっかり解説してくれます

Git初心者さん

Gitってなんですか?

本書さん

バージョン管理システムのことだよ。

Git初心者さん

すみません、バージョン管理システムってのもわからないです…

本書さん

それはね…

優しい言葉で、図解もはさんで深掘りしてくれます。

「間違えてコミットしちゃった」などの状況に合わせた対応方法や、チームで開発をスムーズにおこなうための解説などもあります。

ググるだけでは絶対に気づけなかったGitやGitHubの使い方を機能が網羅されており、「こんなの知らなかった!」がてんこ盛りの内容となっております。

本書ならではの特徴

  • 全ページ、ハンズオンで解説してくれるので実践しながら覚えられる
  • 画像が大量に掲載されているので、百聞は一見にしかずでわかりやすさが半端ない
  • より使いこなしたい人のためにコマンドラインの使い方も説明してくれる
  • WindowsとMacで解説を分けてくれる(ベースはWindows)

上記の点から、「わかりやすい」「確実にマスターできる」「長期的に使える」の三原則が成り立っている一冊です。

本書ほど読みやすいGit本はなかなかないと思います。

参考になったポイント

SourceTreeを基準としたGit操作

SourceTreeとは、Gitを簡単に利用できるツールです。

本書ではインストール〜プロジェクト完了まで、工程に合わせた機能と操作を説明してくれます

直感的に操作できるSourceTreeを求めるユーザーが多いことを想定して(本当にしたのかはわかりませんが…)、難しいコマンドラインではなくツールを使った方法で解説してくれている点が、ユーザー目線で実践でも大変助かりました!

※コマンドラインでの操作方法も載っております。

リモートリポジトリを使った共同作業

つまりはGitHubのことです。

導入手順のほか、チームメンバーを配慮した操作(プルリクエスト、コメント機能など)GitHubの見方など、各機能の使い所を余すことなく教えてくれるので、これでもうチーム作業は怖くないと思いました。

また、GitHub以外のリモートリポジトリサービスも簡単に紹介されております。

GitHubがリポジトリ以外にもコミュニケーションツールとして活用できる

Web制作や開発以外にも、原稿作成のやり取りなどで役に立つことをはじめて知りました!

一応自分も使いこなせていないなりにWeb制作でGitHubを使っているので、コード共有Webページ公開についてはなんとなく知っておりましたが、プロジェクト管理マイルストーンメモ共有サービスなどの使い道の多さは、本書を読まなければ永遠と知ることはなかったかもしれません。

読んだ後、どんな変化があった?

ようやくSourceTreeやGitHubのメニューの意味がわかった。

今まで最低限の操作しかしていなかったため、意味を理解していないメニューやボタンがたくさんありましたが、本書を読んでいる途中でこれはこういう操作をするものだったのか!」と目からたくさん鱗が落ちました

自信を持って操作できるようになった。

マージ失敗などの想定外なことが発生すると「これで直るかな…?」とビクビクしていましたが、そんなことはなくなりました

ワークフローの理解が深まった。

コミット!プル!マージ!プッシュ!…と、ざっくり共同作業しておりましたが、『GitHub Flow』というGitHub社が採用しているプロジェクト開発ルールを知り、ブランチの分け方など統一することができました

使いこなせていなかったことをあらためて実感

知らない単語、知らない機能、知らない活用法…
トータルで30個くらいあったのではないでしょうか。

感想・総評

活字が苦手な自分からすると、画像多めなので細かく読まなくても見るだけで内容を把握できるのがかなり良かったです!

個人的には、下記が嬉しい点でした↓

  • Gitを使うための環境設定まで解説がある
    (SourceTreeのインストール手順、VS Codeの日本語設定など)
  • SourceTreeを使った解説コマンドラインを使った解説の両立
  • Macユーザーにも配慮した操作の解説

独学だと、必要なことのみググって調べるスタイルになるかと思いますが、それだと自信を持って操作できないし後の祭りになることもあると、この本に教えられました。

まず間違いなく、はじめての方でもGitとGitHubがしっかり学べる一冊となっています。
本のタイトルに偽りなしなので、ぜひチェックしてみてください!

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